麗しき新年を迎え、決意新たに!
旧年中は、皆様方のご支援の下、「人間の幸せの追求」をめざした政治活動に専心することができました。温かいご厚情の数々に、心より厚く御礼申し上げます。
昨年は10月まで、厚生労働副大臣として医療、年金、介護、薬事、食品、水道、環境衛生、子育て支援など生活・暮らしの根幹にかかわる行政を担当させて頂きました。在任中は、皆様方から力強いご声援を頂戴し、誠にありがとうございました。
民主党が政権を担った3年間、足らざることも多くありましたが、社会保障と税の一体改革を推進するとともに、高校授業料無償化、子育て支援の充実、地域医療の再生、介護体制の強化、派遣労働の改善、最低賃金の引き上げ、少人数学級の推進、抜本的な難病対策の推進、地方財源の確保など、自民党政治の下では進まなかった政策課題に取り組み、実現を果たしてきました。
私は、それらの経験から、政治によってかわる生活・暮らしが確実にある、政治とは人間の幸せの追求でなければならない、というかねてよりの信念をあらためて深く確信しました。そして、競争・効率・自己責任の理念に重点を置いて「弱肉強食」的社会を指向する政治路線に対峙し、共生・公正・支え合いの社会づくりを基本理念として、国民全体の幸せの実現、社会全体の幸せ度の向上をめざす政治の存在が絶対に必要であると心の底から痛切に感じています。
民主党は昨年末の衆議院選挙では大敗を喫しましたが、今後は心機一転、再出発を期し、皆様方のご期待に応え得る政治を実現すべく、今年7月に予定の参議院選挙に力の限りを尽くして闘う決意です。
今後とも、「厚生」の文字に熱く込められた「生活、人生、生命、衛生、生身の人間の『生』を厚くする」ことをわが政治人生の旗印としつつ、本年も、人間の幸せを追求する本来あるべき政治の姿を求め、明るい未来を築くべく、全身全霊を傾け、全力投球、全力疾走で頑張ります。
本年における倍旧のご支援、ご厚誼を賜りますよう、心よりお願い申し上げますとともに、今年一年の皆様方のご健勝、ご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。
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2013年1月 |
参議院議員 辻 泰弘 |
※「国会ニュース117」(2013.1.1)掲載
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