昨年一年間は、皆様方から賜りましたご支援の下、「生活第一」をめざした政治活動に全力投球することができました。温かいご厚情の数々に対し、心より厚く御礼申し上げます。特に、昨年は、皆様方のお力添えにより衆議院選挙に勝利し、民主党政権が誕生し、政権交代が実現できました。
長年、庶民の立場に立った「生活第一の政治」の実現をめざして参りましたが、その悲願が達成でき、これ以上の慶びはありません。衷心より深く感謝申し上げます。
衆院選の結果は、国民生活の後退と社会的な格差をもたらした小泉改革以来の「競争」の論理に基づく自民党の政策に対する国民のNOの意思表示であり、かつ、庶民の感覚、庶民の目線から大きく遊離してしまった自民党政治の転換を求める多くの国民の声が結集されたものだったと思います。
そして、人間の幸せを築くべき社会を動かす論理、それを推進する政治の論理は、自民党が続けてきた「競争」の論理ではなく、ともに生きる「共生」の論理でなければならないことについての多くの国民の合意と共感が示されたものと思っています。
この「共生」の理念こそが、今後の政治活動などのあらゆる運動を貫く基調でなければなりません。
私達は、そのような確信の下、雇用・医療・年金・介護・福祉・教育・子育て支援・人権・環境など、「生活第一」の政策を推進し、政権交代による成果が日々の生活の中で確実に実感して頂けるよう、全力を尽くす決意です。
同時に、税金のムダづかい是正、地方主権の確立などにも力一杯取り組んで参ります。
今後とも、人間の幸せを追求する本来あるべき政治の本義に立って、国民の皆様方の幸せ実現のため、全力投球で頑張ります。
平素よりのご支援、ご厚誼に対し、重ねて感謝申し上げますとともに、今後の皆様方のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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2010年1月 |
参議院議員 辻 泰弘 |
※「PRESS民主号外」(2010.1)掲載
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