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雇用不安の打開へ意欲

 五日に召集された通常国会で、民主の辻泰弘参院議員(兵庫選挙区)が厚生労働委員会の委員長に選出された。与野党が逆転している参院にあって、同委員会では昨年、後期高齢者医療制度や雇用対策法案をめぐって、強行採決や委員長解任決議案の提出など混乱が続いた、雇用不安が拡大する中、難しいかじ取りを担うことになるだけに「党派を超え、なんとか解決へ道を開きたい」と表情を引き締める。
 議員になる前から、医療経済研究機構の研究部長を務めるなど年金や労働の問題に携わってきた。「ライフワーク」という分野での委員長就任だけに「与野党の合意を得て、雇用や医療の現場を見つめる視察や調査を積極的にしていきたい」と意欲をみせる。

※「神戸新聞」(2009.1.12)掲載




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