謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年は、ふるさと兵庫の皆様方のご支援の下、生活第一をめざした国会活動に全力投球させて頂くことができました。温かいご厚情の数々に対し、心より厚く御礼申し上げます。
昨年発生した金融・経済危機は、市場競争論理に片寄った新自由主義の政策がもたらした結果でしたが、日本でも、新自由主義の流れをくんだ歴代政権による「競争・効率・自己責任」、「規制緩和万能」、「単純な小さな政府論」の冷たい政策が、国民生活の後退と格差の拡大をもたらしました。
現政権の下でも、ズサンな年金行政による不信と不安の拡大、高齢者に冷たい医療保険制度の強行、食の安全軽視、医師不足に対する無策、無年金者や日雇派遣の放置などにより、国民生活は苦況に陥るばかり。
100円台のカップラーメンを400円だと答えた総理の発言は庶民の生活感覚からかけ離れた日本の政治の現状を物語っています。
このような庶民感覚から遊離した政治には速やかに終止符を打たねばなりません。
参議院での与野党逆転の下、年金・医療・福祉・労働・農業など、生活に関わる政策面で一定の前進をはかることができました。
政治によって変わる生活と幸せがあるのです。今年こそ、政権の担い手を根本的に変え、生活第一の政治を実現しようではありませんか。
祖母が丹波の生まれで、丹波の血が四分の一流れている身として、今年も丹波のために全力投球で頑張ります。本年の皆様方のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
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2009年1月 |
民主党兵庫県連代表・参議院議員 辻 泰弘 |
※「丹波新聞」(2009.1.1)掲載
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