謹んで新春のお慶びを申し上げます。
ふるさと兵庫の皆様の力強いご支援を賜り、昨夏の参議院選挙で108万票を頂き、再選を遂げることができました。温かいご支援、ご厚情の数々に心より御礼申し上げます。
参院選の結果は、これまでの自民党政権による競争・効率・自己責任、単純な小さな政府論、規制緩和万能の極めて粗雑で、冷たい論理に貫かれた政権運営に対する国民の怒りであり、格差の是正を求める庶民の叫びであり、国民の声に耳を傾けない自民党政治に対する市民の憤りであったと思います。
憲法の基本にもかかわる生活保護や義務教育での後退、公約違反の「サラリーマン増税」、高齢者に対する負担の急増、障害者に対する自立阻害、労働面での「使い捨ての雇用」。
セイフティーネットを張らないまま、人をモノとしか扱わない風潮を加速させ、格差拡大を招き、地域社会を切り捨ててきた自民党に国民がストップをかけたのは当然です。
参議院での与野党逆転の下、民主党は、国民生活のための議員立法に全力を尽くし、年金・医療・福祉・労働・農業など、生活に関わる政策面で一定の前進を勝ち取りました。政治が動けば国民の幸せが近づくのです。
政治の流れをさらに大きく変え、人間の幸せを追求する政治を取り戻し、庶民の生活・暮らしに目を向けた政治を推進するため、民主党により一層のご支援をお願い致します。
祖母が丹波の生まれで、丹波の血が四分の一流れている身として、今年も丹波のために全力投球で頑張ります。本年の皆様のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
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2008年1月 |
参議院議員 辻 泰弘 |
※「丹波新聞」(2008.1.1)掲載
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