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急務な社会保障政策

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 ふるさと兵庫の皆様のご支援を賜り、国会に送って頂いて以来五年五ヶ月。厚生労働委員会、予算委員会などに所属し、庶民の生活と暮らしを守る立場から国会活動に取り組んで参りました。
 この6年間続いてきた小泉・安倍政権は、競争・効率・自己責任、単純な小さな政府論、規制緩和万能の極めて粗雑で、冷たい論理に貫かれた政策運営に終始してきました。 
 その結果もたらされたものは、憲法の基本にもかかわる生活保護や義務教育での後退であり、公約違反の「サラリーマン増税」であり、年金生活者・高齢者に対する負担の急増であり、障害者に対する自立阻害であり、労働面での「使い捨ての雇用」だったのです。
 個人に対するセイフティーネットを張らないまま、人をモノとしか扱わない社会的風潮を政策面から加速させ、社会的格差をもたらした小泉・安倍政権の責任は極めて重大です。 
 この現状を克服し、国民生活を安定させ、格差を解消していくためには、社会保障、税制、教育、労働法制などの政策が急務です。 
 今夏の参議院選挙は与野党逆転、政権交代につながる可能性を強く秘めた一大決戦です。
 政治の流れを変え、人間の幸せを追求する政治の本来の姿を取り戻し、庶民の生活・暮らしに目を向けた政治を実現するために、民主党への絶大なるご支援をお願い致します。
 祖母が丹波の生まれで、丹波の血が四分の一流れている身として、今年も丹波のために全力投球で頑張ります。本年の皆様のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。 



          2007年1月
参議院議員 辻 泰弘
※「丹波新聞」(2007.1.1)掲載

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