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本来の政治取り戻せ

 ふるさと兵庫の皆様方のご支援を賜り、国会に送って頂いて以来、3年5ヶ月。相変わらず秘書と間違われながらも、ひたすら庶民の幸せを求め、議員と秘書の一人二役で走り回っております。
 昨年は、厚生労働委員会筆頭理事の立場で、年金国会に直面。強行採決の最前線で闘い、自民党の乱暴な議員に首を絞められ、引きずり倒され、本当に柔道2段かと疑われてしまいましたが、経歴詐称ではございません。
 国民の7割が反対した「改革なき負担増」、最重要法案と言いながら最後まで年金法案を勉強しなかった総理の姿勢は今も許せません。また、生活保護や義務教育など、憲法で定められた国民の基本的権利の擁護という国の重要な責務を、十分な論議を経ないままに、単なる財政の論理だけで地方に押しつけようとしていることは言語道断です。
 さらに、人間の生命に関わる医療やそれを保障すべき保険制度に、単なる規制緩和の論理だけで、無原則な競争原理を持ち込み、皆保険制度を損ねようとしていることは、到底容認できません。国民の暮らしに目を向けず、国民の声に耳を傾けようとしない小泉政権に終止符を打ち、国民の幸せを追求する本来の政治を取り戻すべく、民主党と共に立ち上がりましょう。
 祖母が丹波の生まれで、丹波の血が4分の1流れている身として、今年も丹波のために全力で頑張ります。 



          2005年1月
参議院議員 辻 泰弘
※「丹波新聞」(2005.1.1)掲載

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