謹んで新春のお慶びを申し上げます。
ふるさと兵庫の皆様方にご支援を賜り、国会に送って頂いて以来、2年5ヶ月が経ちました。ただひたすら庶民の幸せを求めて、議員と秘書の一人二役で、張り切って走り回る毎日の連続です。
お蔭様で、私ども民主党は、昨年の総選挙において、躍進を遂げることができました。
政権交代には至りませんでしたが、二大政党政治の枠組みができあがり、自民党に代わる政権の受け皿を形作ることができました。
この上は、今夏の参院選と次期衆院選を通じて政権交代を図り、経済・税制・社会保障・地方分権など、国政全般にわたる真の改革を推し進め、地域産業の振興、雇用の創出などを実現させたい、との決意に燃えています。
私は、昨秋の特別国会から民主党の参議院政審会長代理に就任するとともに、厚生労働委員会の筆頭理事の立場を頂いております。
今年の国会では、国民生活に密接に関わる年金制度の改革が議論の大きなテーマです。
政府案には、年金が給付されないケースがなくならない、職業間での不公平が是正されない、保険料の未納が放置される、など多くの問題点があり、改革の名には値しません。
私は、老後の最低保証となる国民基礎年金と全国民が対象となる所得比例年金の確立に努めるとともに、巨額の赤字を生んだ積立金の運用や不公平な国会議員互助年金制度などの抜本的改革に取り組み、国民の安心・信頼・公平感の実現に全力を尽くして参ります。
祖母が丹波の生まれで、丹波の血が4分の1流れる身として、本年も丹波のために頑張ります。
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2004年1月 |
参議院議員 辻 泰弘 |
※「丹波新聞」(2004.1.1)掲載
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