首相の年金記録開示 

 産経新聞 2004/06/01   

 

 小泉純一郎首相は31日午前、参院厚生労働委員会に対して自身の公的年金加入記録を開示、同委員会理事懇談会メンバーらが閲覧した。

 それによると、@国会議員が国民年金に強制加入になった昭和61年4月から、満60歳を迎えた平成14年1月までの保険料を全て納付、A昭和45年4月から昭和49年11月までは不動産会社、三福不動産社員として厚生年金に加入−となっていた。

 先に首相サイドは、国会議員が任意加入だった55年4月から61年3月まで未加入だったことを公表。また学生だった37年1月から3月と、ロンドン留学中の42年5月から44年7月、一時帰国した44年8月から45年3月の期間が未加入としているが、いずれも「支払義務はなかった」との見解を示している。

 首相の加入記録開示を受け、野党側は「議員になる前も支払っていたという答弁はまったく間違い。追及する」(民主党の辻泰弘議員)などと反発。与党側は週内に年金制度改革関連法案成立を図る考えだが、廃案を目指す野党側は首相の委員会出席を求めて「直接疑惑をただす」(民主党幹部)構えだ。