主な候補者の横顔

毎日新聞 2007/07/16   

 

「政治を通じて多くの人の幸せのために燃焼したい」。大学4年生の時、そんな思いを抱いて政治家を志した。参院厚生労働委員会に所属したこの6年間、医療や社会保障、雇用、労働問題などに取り組んできた。小泉政権以来の規制緩和路線と闘ってきたと自負している。

86年に初めて衆院選に出馬し、計3回の落選を経験。01年の参院選で念願の初当選を果たした。「落選が多かったから、常在戦場のつもりでやってきた」と振り返る。国会と地元の往復で休みもないが、「国会で質問できるのも幸せ。うれしい悲鳴というのかな」と充実感を漂わせる。

 座右の銘は中国の故事「泰山は土壌を譲らず」。度量の大きい人は小さな意見も聞いて大事業を成す、の意味だ。「党にとっても私にとっても大事なこと」と話す。

 

〈趣味〉政策活動と本を読むこと

〈現住所〉加古川市平岡町新在家

〈家族〉妻、長男、長女