外国人医師診療に基準を


神戸新聞 2011/06/12   

東日本大震災の被災地で、日本の医師免許を持たない外国人医師による医療行為が特例的に認められていることについて、民主党の辻泰弘参議院議員(55=兵庫選挙区=は「災害時は人道的に許されるが、平時からの法整備が必要だ」と訴える。

政府は阪神・淡路大震災と同様に外国人医師の受入れを認めたが、医師法などに根拠がない。辻氏は「ルールがないのは問題。言葉が通じないまま被災者の治療が進む恐れもある。外国人医師に認められる医療行為の範囲や条件などを定めておくべきだ」と強調する。

9日の参院厚生労働委員会では、法制化の検討を始めるように要求。大塚耕平厚労副大臣は「今後も災害が起こる可能性がある。海外から医療支援を受ける際の考え方をしっかり整理したい」と応じた。