兵庫労働局 裏金総額は5億4千万円 

 神戸新聞 2005/07/07 
 

   厚生労働省兵庫労働局の裏金問題で、同省は七日の参院厚生労働委員会で、詐欺罪などに問われ公判中の同局職員二人らによる裏金捻出(ねんしゆつ)が、二〇〇三年までの五年間で総額約五億四千万円に上ることを明らかにした。辻泰弘議員(民主、兵庫選挙区)の質問に答えた。

 厚労省は既に六人を懲戒免職とする処分方針を固めており、同日午後に開かれる国家公務員倫理審査会に諮り、答申を受けた後、公表される。

 兵庫労働局の裏金は、昨年八月発表の内部調査結果では約三千万円とされていた。その後、職員らが贈収賄事件などで逮捕され、二億円以上の裏金づくりが判明。厚労省が再調査していた。

 尾辻秀久厚労相は「身内の調査には限界があると感じた。数字の落差をずさんと言われればその通りだ」と陳謝した。