夏に調査中間報告 参院予算委で国交相表明 

 神戸新聞 2005/05/20 
 

  小泉純一郎首相と関係閣僚が出席して二十日開かれた参院予算委員会で尼崎JR脱線事故が取り上げられ、北側国交相は事故調査委員会の中間報告について「できるだけ早い時期に、その時点で判明した事実関係についての報告を要請している。七月か八月かに報告がある」との見通しを示した。民主の辻泰弘議員(兵庫)の質問に答えた。

 また国交相は「ミスやトラブルに対し、制裁を科したり処分するのでなく、(現場と)一緒に原因を考え、ミスをなくそうと努力する空気をつくることが大事だ」と述べ、JR西日本の再教育のあり方を批判した。

 参考人としてJR西日本の垣内剛社長も出席し、あらためて陳謝。二〇〇三年末のダイヤ改正で停車駅が増えたのに所要時間が変わっていない―との指摘に対し、同社長は「秒単位の時刻表では、朝のラッシュ時に平均五十秒、昼間の時間帯も二十五秒延ばしている」と説明。「中山寺駅停車で所要時間が約六十秒多くかかるが、ダイヤ改正に合わせて207系の新型車両に変更。加減速に優れているので、運転時分が約三十五秒短縮され、トータルで二十五秒延伸している」と釈明した。